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IoTイベント:組込みIoT&AIハッカソン2017参加報告

組込みIoT&AIハッカソンとは?

「組込みIoT&AIハッカソン2017」は、IoT時代の新しいテクノロジーにふれ、ビジネスに結びつける人材の育成を目的として開催するイベントです。エキジビション・マッチを含め3回目の開催となる今回は、その活用方法に注目が集まる「AI(人工知能)」を取り入れ、同一のペルソナに対してIoTサービスとしてチームで実現するものです。2017年11月15日(水)-17日(金)にパシフィコ横浜で行われる「ET2017 / IoT Technology 2017」にあわせて開催されました。参加チームには、開発に関する具体的な講習会に参加しながら実際に開発が経験できる場として、スポンサー企業には、多くの来場者で賑わうET・IoT Technology展で製品アピール、企業ブランディングが行える場として、他のハッカソンイベントにはない多大なメリットが得られる絶好の機会となっています。

ハッカソンの課題設定について

各チームは、それぞれに与えられた課題のもとにIoTサービスを開発します。詳細はここではご説明しませんが、ペルソナは3つあり、「2世帯大家族」、「老夫婦」、「核家族」となっています。ペルソナの1部だけご説明しますと、「柴田裕子(38歳)は、3年前、以前勤めていた銀行の再雇用制度を利用し職場復帰した。窓口業務の担当で勤務時間は8時半~15時半。復帰当時は、朝晩、自転車で2人の子供を保育園に送り迎えしていた。夫・宏(40歳)も銀行員。平日こそ残業や接待で遅くなるが、土日は基本お休みで暮らし向きも安定している。」といったような内容が永遠と続くのです。その中からチームは1つのペルソナを選ぶ必要があります。

他には、制約もあります。制約は3つあり、シチュエーション、エモーション、アトリビューションがあります。シチュエーションについては、「1.通学/通勤、2.料理/食事、3.勉強/教育、4.喧嘩/仲直り、5.散歩/買物、6.掃除/洗濯、7.起床/就寝、8.トイレ/入浴」の中からチームの代表者がじゃんけんでかった順に1つを選ぶルールになっています。2つめのエモーション「1.驚き、2.楽しみ、3.喜び、4.安らぎ、5.愛、6.幸福、7.感動、8.鼓舞」、3つめのアトリビューション「STマイクロエレクトロニクス社(X-NUCLEO-IKS01A2 1. LSM6DSL3軸加速度センサ+ 3軸ジャイロ・センサ)、2. LSM303AGR3軸地磁気センサ+ 3軸加速度センサ)、3. HTS221(温湿度センサ)、4. LPS22HB(大気圧センサ)」についても同様にじゃんけんで決めるルールです。その中から我々はペルソナは老夫婦、シチュエーションはトイレ/風呂、エモーションは感動、アトリビューションは3軸加速度センサー+3軸ジャイロを選ぶことになりました。

我々のチーム名をHapiness AIと名付けブレインストーミングをすることから始めました。ブレインストーミングはアレックス・F・オズボーンによって開発された会議方式の1つですが、正しいブレインストーミングの仕方を今まで知らずにきていました。今回のハッカソンでの講習会でその事実を知ったのです。ブレインストーミングの本質はグループの中で一切否定せず、お互いに背中を押すような感じで後押しし続けることで、参加者が覚醒して、常識の殻から離脱し、非常識なアイデアを想像させるというなんともエキセントリックなフレームワークだったのです。はい、我々のチームからも出ました。覚醒人が出たのです。なんとも下品極まりない非常識でしかも笑ってしまうアイデアを連発していただきました。この段階でもうお腹いっぱいです。

とりあえず、ペルソナを老夫婦にしてトイレのロールがなくなったらAmazonからロールが届くという仕掛けで落ち着きました。早速、トイレットペーパーがコロコロ回せる環境から作って行くことにしました。スポンサーにマイクロソフトがいらっしゃいまして、3軸ジャイロデータはAzureへ送ることになっています。Azure専門の西森氏にやっていただきました。このサービスと言いますか、商品は機械学習をモジって機買学習というキャッチーなタイトル兼将来の商品名として発表してみました。意味としては自動的に購買行為を行ってくれるからです。「いきなりステーキ」が大好きな山本さんが考えてくれました。

これで、大概の制約条件はクリアしていることになります。問題は、エモーションです。感動というキーワードと接点を作る必要があります。苦肉の策ですが、勝手にペルソナもどきを作ることにしました。

はい。オチといいますか、起承転結的な発想を意識させていただきまして、次のカットを挿入しました。

全く、笑ってくれません。。涙

ということで、結果発表に移らせていただきます。

結果発表

結果はマイクロソフト賞とIPA賞をいただくことができました。審査員の中に、昨年、一昨年とグランプリを受賞したがいらっしゃいまして、その方は審査の時にHappiness AIチームは優秀賞に選んでいただいたようでした。上に最優秀賞がありますから、2着ですね。今年は、優秀な作品が多かったので、私は参加しなくてよかったと言い残して行きました。

 

ということで、最後は山本さんと河村さんの漫才シーンで締めくくりたいと思います。

参加された方お疲れ様でした。